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March 28, 2006

初めて経験する仕事

    「運築(うんちく)川柳・狂歌」

      ”なせばなる なさぬ事でも やってみる”


 ”便利屋”と言う仕事。様々な仕事のご依頼があります。
全くの経験もなしに始めた仕事です。
 今まで全くやった事も無い仕事のご依頼も
多くありました。
 そんな時にはどうする?・・・・
今日はそんなお話です。


    「初めて経験する仕事」


 ある日の朝、会社のアドレスのメールに目を
通していると、一件の仕事のご依頼のメールがありました。
 ブログを読んでいただいているお客様でした。
一階から二階への家具移動のご依頼です。
 階段が狭くて、移動ができない。何とか庭からベランダ
を通して移動できないか?と言う内容です。
 これは今までにやった事のない、初めて取り組む
仕事です。
 実際に拝見して見ないことには、何とも判断できませんので、
とりあえずはお客様宅に伺わせていただく事に。

 お客様宅に伺い、運ぶ家具を拝見する。
(なるほど、この大きさだと階段からは無理だ)
 庭を拝見して、二階のベランダを拝見して、何とかなるだろう、
との判断で、お引き受けする事に。(その安易な判断が失敗に)
 でも不安もありました。家具を二階のベランダから、一階の庭に
下ろした事はありますが、上げるのは初めて。
 「下ろすのも上げるのも同じだろう?」ですって・・・
とんでもない!上げるほうが何倍か大変なのです。(全て人力です)

 お客様とお約束の当日。弟と二人で伺う。
タンスを毛布でくるみ、縄で結わえて庭から二階の
ベランダに引き上げる事に。
 通常だと、ベランダに縄をかけられる鉄製の丈夫な物干し
などがあるのですが、お客様宅にはありませんでした。
 ベランダの手すりから引き上げるしか方法はありません。
力を入れて二人で持ち上げました。
 何とか、するすると持ち上がってきたのですが、途中まで
来てベランダの下にひっかかり上がってきません。
 二人で何とか引き上げても、とても無理でした。
これ以上は家具・ベランダを傷つけると判断して、
持ち上げを断念して下ろしました。
 何とか方法はないものか?と思案しておりましたら、
お客様が
 「脚立をベランダに立てかけて、そに上に乗せて引き上げると
できるようです。」
 とのお話。
よくよくお話を伺うと、何度も何度もご夫妻でタンスを
運び、引き上げる試みをなされたよう。
 そう言えば、ちょっとタンスに傷もあった。
 (う~ん。そんな方法もあったのか。そうすればきっと上げられる)
 と納得して、その方法で行う事に。

 でもそうすると、二人では無理。人手が三人はいる。当社で
三人で行ってもいいのだが、そうすると料金も高くなるので、
後日ご主人がいらっしゃる時に、ご主人にお手伝いしていただく
事にして、その日は帰らせていただきました。
 その日の料金は?もちろん、いただきません!仕事を終えて、
初めていくらの仕事です。
 ご依頼されて、その仕事ができずに帰る時には、ほんとに
残念な情けない気持ちにもなります。
 最近ではほとんどなくなりましたが、会社を始めた当初はそんな
事がたまにありました。

 後日、ご主人がいらっしゃる時にお伺いし、脚立を使って
無事に三人で運び上げる事がでしました。
 庭からベランダに荷物を引き上げる方法を、またひとつ
ノウハウとして学び知る事ができました。
 S様、二度のチャンスをいただき、ありがとうございました。
心より感謝いたいします。
 ご主人様にも宜しくお伝え下さい。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
ありがとうございました。

   「追伸」

 今まで経験のない、初めての仕事をさせていただく時には、
どきどきハラハラいたします。
 (できなかったらどうしょう・・)
     (失敗したらどうしょう・・・)
 そんな思いもあります。でもでも、ここで仕事を
お断りしていたら、この”便利屋”の仕事、何にも
できません。

 (まあ、何とかなるさ!)
    (できなかったら、ごめんなさい!と謝って、
             お金をいただかないで、帰ってくればいいさ・・)
 でも、決して無理は禁物です。大きな事故にも繋がります。
潔くだめな時にはお詫びして諦める事。その見極めも経験です。
 そんな心意気でさせていただいております。
大胆にして繊細な神経も必要な仕事です。
 日々が学びの毎日です。


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   〔執筆者〕
          有限会社 ワン・ツウ・ワン
                 代表取締役 柏崎 房男

    〒270-1168 千葉県我孫子市根戸903-13
            TEL 04-7181-3751  FAX 04-7181-3752
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March 25, 2006

PSE法、事実上の廃止

   「運築(うんちく)川柳・狂歌」

      ”めんつだけ 立てば法律 変えられる”

 お役所仕事は、時に一般人には理解できない事を
します。
 今回の「PSE法」などは、その最もなものでは
ないでしょうか。
 でも、その法律も解釈を違える事によって、
骨抜きになったりします。


   「PSE法、事実上の廃止」


 昨日(24日)のニュースで、PSE法の運用が
事実上廃止と同じになった事を知りました。
 形の上ではまだPSE法は生きています。法律としては
残ります。
 ただ、運用の解釈を変えただけです。あまりに多くの
人々の反対にあい、それが政府をも動かし、さすがの経済産業省も
何らかの方法を考えざるをえなかったようです。
 でもこの法律。5年前より施行されております。製造業者も
その法律の従って製造しております。
 いまさら廃止にする訳にはいきません。

 それで経済産業省が考えたのが次の解釈です。

 1、現在は安全性の検査機器が充分な数、行き渡っていない。

 2、そのため当面は、販売業者は購入者に商品を受け渡した後に、
   安全性の検査をする事を約束すればPSEマークが付いていなく
   とも販売できる。

 3、安全性の検査が終わるまでは、販売ではなくレンタルと
   解釈する。

 4、法律上はレンタルなら、PSEマークはなくとも良い事になっている。

 以上のような、訳のわかったようなわからないような解釈を
しております。
 ただ販売業者が、この安全性の検査をする約束をして、実際に
安全性の検査をしたかしないかの確認追求はしないそうです。
 また当面とはいつまでとも言っていませんので、事実上は
無期限です。
 そんな訳で、4月1日からもいままで通り、中古品が販売
できるようになりました。

 経済産業省は、あくまでこれは脱法行為ではない、
としております。
 法律を変えずに、お役所のめんつも立ちます。
まあまあ、ほんとにご苦労様な事です。
 でもこれでリサイクル業者さんも、今まで
通り販売できる。よかった良かった。

  ※ニュースで聞いた限りでの私の解釈ですので、
もし違いがありましたら、ご容赦下さい。


  「追伸」

 今回の法律は経済産業省の、周知徹底のミスです。
それだからと言って、電器製品の安全性を疎かに
して良い訳ではありません。
 リサイクル業者も、これを機会により一層の
自己検査・点検をする必要もあるように思います。
 それにしても、納得のいかない法律には、
声を大にして異議を唱えることの大切さを
実感させていただきました。
 ありがとうございました。


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March 22, 2006

東京巣鴨の刺抜き地蔵尊

   「運築(うんちく)川柳・狂歌」

     ”ピンコロを 願いて洗う 地蔵尊”

 我社のお客様には、ご年配のお客様が多いのですが、
そのようなお客様とお話していると、決まってでる
話があります。
 今日はそんなお客様とのお話です。


   「東京巣鴨の刺抜き地蔵」


 高齢のお客様宅に仕事に伺い、一段落するとお茶を
いただき一休みします。
 その時によくお話に出る事があります。
その話とは・・・


 先日、何か用事があるといつも電話をいただく
Mさん宅に伺い、蛍光灯の取替えをさせて
いただきました。
 作業が終わり
     「お茶でも飲んでいって」
 と言うMさんのお言葉に甘えて、お茶をいただく。
一人暮らしで今年85歳になるMさん。とても前向き
な方ではあるのだが、身体の自由もだんだん利かなくなり、
どうしても弱気な話になってしまう。
 Mさん
  「もうあまり長生きもしたくない。」
      「私の母は、用事で外から帰ってきて、そのまま
                玄関でぽっくり死んでしまったの」
  「誰にも迷惑をかけない、いい死に方をしたわ」
          「わたしも母のように死ねればいいと思っているの」
 と、そんなお話になってしまう。
そして東京巣鴨の「刺抜き地蔵様」の話になった。

 この巣鴨の「刺抜き地蔵様」。”おばあちゃんの原宿”として
有名な場所である。
 そして私が、小学生・中学生時代を過ごし、3年程の短い
期間であったが、巣鴨地蔵通りの婦人服店の店長として
勤務した場所でもあります。
 このお地蔵様のご利益は、子供の頃から体験している。
ほんとに不思議なお地蔵様です。
 お地蔵様のお姿を印刷した小さなお札があり、これを
とげの刺さった所に貼っておくと、知らないうちにとげが
抜けている。
 おできとか吹き出物にもいいようです。私はあまり
神様・仏様のご利益なんて信じていなかったのですが、
この刺抜き地蔵様のお札だけは、いまもって信じて
おります。

 毎月4・14・24の4の日には、通りに縁日が開かれ、
それはそれは大変な人出です。
 もっとも他の縁日と違う所があります。それは何でしょう?・・・
人出が多い時間帯です。朝は8時ごろから、皆さん連れ添って
遠方からお参りに来ます。
 そしてお昼をピークに、冬場は4時を過ぎると閑散と
してしまいます。
 またお年寄り向きの商品が多く並びます。例えば
下着とか漬物とか漢方薬とか・・・

 境内には、小さなお地蔵様が水の流れの中に
安置されております。
 私の子供の頃は、亀の子タワシでお地蔵様を洗って
おりました。
 自分の悪い所を、お地蔵様の身体に見立てて、洗うのです。
だからお地蔵様はいつもピカピカでした。そして多くの人が
洗うので、お地蔵様が細くなってしまいます。
 それで、近年ではタワシで洗うのは禁止されて、タオル
で洗うようになりました。
 その洗ったタワシ・タオルを大事に袋にしまって持ち帰る
のです。
 最近は、お地蔵様の胸の部分(心臓)を洗う人が多くなって
いるそうです。
 なぜかって?・・・
寝込む事無く、苦しむ事無く、コロって死ねますように、
との願いだそうです。
 それでMさんと、その話になったのでした。

 高齢者のお客様とお話をする時には、できるだけ
明るい前向きなお話をさせていただくようにして
おります。
 特に、お客様の子供の頃のお話は、喜んでお話
してくれます。
 でも、健康とかこれからのお話になると・・・
どんなお話をしたらいいのか、どうしたら元気に
なってくれるのか、そんな事を考えながら今日も
帰らせていただきました。
 ありがとうございました。

   「追伸」

 80歳になっても90歳になっても、100歳を
越えても、前向きで元気なお年よりもいらっしゃいます。

 自分がお客様の年齢になった頃には、自分はどう
なっているのだろうか?・・と思う時があります。

 でもまだまだ今は、これからの目標・夢に
向かって進んでおります。

 お客様にも、元気で明るい顔でいて欲しい。
いつもそんな事を思っております。

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   〔執筆者〕
          有限会社 ワン・ツウ・ワン
                 代表取締役 柏崎 房男

    〒270-1168 千葉県我孫子市根戸903-13
            TEL 04-7181-3751  FAX 04-7181-3752
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March 15, 2006

高齢者の引越しの仕事・その2

   「運築(うんちく)川柳・狂歌」

      ”住むところ 探す苦労の 高齢者”

 前回の「高齢者の引越しの仕事」の続きです。


    「高齢者の引越しの仕事・その2」


 前回の家具・粗大ゴミの処分をさせていただいてから
数日後、またTさんからお電話がありました。
 (今度はどんな仕事の依頼だろう?)と思ってお話を
お聞きすると・・


 「柏崎さん。先日はお世話さまでした。先日とは
    別の仕事なのですが、引越しと掃除・ゴミの処分を
                     お願いしたいのです。」
 との事。
今回は引越しがメインで、一人暮らしの高齢の男性で、荷物も
余りなく、粗大ゴミもほとんどない、と言う。
 それなら安く済むようにできる。引越し・掃除・ゴミの処分、全てを
含めて3万円の見積もりを出す。
 今回はTさん「予算がなくて・・」とは言いませんでした。
今回はある程度の予算があるようです。
 「ちゃんと柏崎さんの利益が出るようにしてくださいね。」と
言っていただきました。
 いつも採算ぎりぎりか、時には採算に合わない仕事を引き受けて
いるのを知ってのTさんの心使いでした。
 でも、そんな事言われたって、『じゃ、6万円下さい。』って
言えませんよね・・・

 お陰様で、地区のボランティアの方や介護ヘルパーの方々の援助も
あり、仕事も速く終えることができました。
 介護ヘルパーの方は、この男性を担当していらっしゃる方で、
今回の引越しはボランティアでお手伝いしているそうです。
 そうですよね。ヘルパーさんの仕事で「引越し手伝い」なんて
項目はありません。頭が下がる思いです。


 引越し先は、以前のお住まいからは比べると交通の不便な場所
なのですが、一人で外出できないお客様からすれば、それはどうでも
いい事。
 そのマンションの一室は、高齢者・障害者用の一人暮らし専用
のマンションのようでした。
 フローロングの8畳ほどの一室と、キッチンとはとても呼べない
狭い狭い小さな流し台。小さな冷蔵庫が付いている。
それにお風呂とトイレのみ。
 ガスの元栓がない!電子調理器が一つのみ・・・
高齢者・障害者は火事・事故などの心配があるので、
ガス器具がないのでしょうか?
 もともと、あまり調理もしないし、自分で動く
事が少ない事を前提に作ってあるようです。
 バリアフリーとは、とても言えない住宅ですが、
生活環境からすると、それでも住むところが見つかって
良かったのかな、なんて思っております。
 前より狭い部屋で、早く生活に馴れるといいな、と
願って帰ってまいりました。
 ありがとうございました。

   「追伸」

 やはり前に住んでいた大家さんにお会いしたのですが、
この方も「ほっとした」ようでした。
 大家さんとしては、障害者・高齢者がたなこにいると、
気を使うようです。
 これからますます一人暮らしの高齢者も増えてきます。
何とかいい方法はないものだろうか・・・
 きっとある。そう思っています。


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   〔執筆者〕
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March 10, 2006

高齢者の引越しの仕事・その1

    「運築(うんちく)川柳・狂歌」

      ”危ないと 大家(おおや)敬遠 高齢者”

 先週から連続して一人暮らしの高齢者・障害者の
方の引越し・家具処分の仕事をさせていただきました。
 長年住んでいた賃貸の家だったのですが、なぜか大家さんは
ほっとしておりました。
 今日はそんなお話です。

   「高齢者の引越しの仕事・その1」

 いつも何か訳ありの難しい仕事の依頼を持ってくる、
介護関係の仕事をしているTさんから電話がありました。
 「柏崎さん。いつもお世話様です。」
   「すいません。またお願いがあるのですが・・・」
 いつもの事なので、
   (今度はどんな大変な仕事の依頼だろう?)と思って
                   詳しいお話をお聞きする。


  「実は一人暮らしの高齢の男性の方が、今度介護施設に
     入所する事になったので、その家の家具全ての処分と掃除を
                       していただきたいのです。」
 とのお話でした。
『解りました』と早速予算の見積もりに車で30分ほどの
現地に行く。2Kの一戸建です。
 見積もりは12万円。リサイクル資源として使える物はほとんどなく、
全て粗大ゴミ・雑ゴミとして処分しなければならない。
 後の掃除と併せて行うと、これでも採算ぎりぎりの見積もりになる。
その由をTさんに告げるとTさん
   「ええ!そんなにかかるのですか・・6万円
                ぐらいで済むと思ってた・・」
 とのお返事。

  (うう、まさか・・・それじゃうちが潰れちゃう・・)

 我社は値段の駆け引きはあまりしません。Tさんの仕事は、
あまりお金のいただけない事が解っていて出した見積もりです。
 「それじゃ、考えてまた連絡します。」との事で、この仕事は
なかった事になると思っておりました。

 それから数日後。Tさんからお電話がありました。
「柏崎さん。先日お願いしましたお仕事なんですが、
        あの予算でいいですので、お願いします。
                    12万円でしたよね。」
 とのご連絡でした。
他の業者さんにも多分見積もりをしたのでしょう。きっとそんなには
値段が違わなかったのだと思います。
 早速次の日、提携先の処理業者さんに連絡して仕事に伺わせて
いただきました。

 できるだけ安く処分できるよう、この処理提携業者さんとは
ゴミ・家具を全て分別して処分します。
 それでも、2トントラック1台分もあると、かなり処分費
もかかる。
 いつも融通を利かせてくれて、できるだけ安く済むように
してくれている提携業者さん。処分料を値切るわけにはいかない。
 私の仕事はボランティアではありません。通常のビジネスです。
ですから、単発の仕事で赤字にするわけにはいきません。
 通常の利益の半分以下ですが、処理業者さんの手数料以外は、
経費はほとんどゼロ。まあ、赤字にならなくてお客様に
喜んでいただけて良かったかな、と思っております。

 (う~ん。また経営者失格かな・・・他で稼がなくっちゃ・・)

 Tさんに
   「まあ!こんなに奇麗に片付けてくれて
              ありがとうございます。」
       「いつも無理言ってすみません。」
 と、心からのお礼を言われて、爽やかな気持ちで帰らせて
いただきました。
 ありがとうございました。

   「追伸」

 片付け・お掃除をしている最中に、大家さんが顔を
出しました。
 その大家さんとのお話で
  「住んでいたWさんには、いつまでも住んでいていいですよ、
      と言ってあったのよ。」
   「でも、本心としては、身体も頭もはっきりしなくなってきて、
          火事でも出されたらどうしょう、と心配していたの。」
  「内心はほっとしているのよ・・・」
との事でした。

 高齢者家庭の事故も多い現状から見ると、
そんな大家さんを責められません。
 前々から、高齢者は賃貸住宅が借りられない、と言う話は
聞いておりました。
 現実を目の前にすると、問題の大きさに改めて考えさせられました。


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   〔執筆者〕
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March 06, 2006

PSEマークで、リサイクル業者が潰れる!?

    「運築(うんちく)川柳・狂歌」

     ”悪法も 法となりせば 守る義務
             生き抜くための 方策探す”

 どんなに悪法といわれる法律でも、それが施行されれば
いやでも守らなければなりません。
 廃案・改正のための活動をしつつ、現状を行く抜いて行くためには
何とかしなければなりません。
 今日はそんなお話です。

    「PSEマークで、リサイクル業者が潰れる!?」

 2月の半ばのある日、粗大ゴミなどの回収・処分でお世話に
なっているリサイクル業者のMさんから電話がありました。
 「柏崎さん。今朝の朝日新聞読んだ?」
    「リサイクル業者が潰れそうで大変だよ!」
 との電話でした。
何の事かな?と思い、詳しく話を聞いてみると・・・


 「PSEマークの付いていない電気製品は、4月1日から
                ほとんど販売できなくなるんだよ。」
 「だから、リサイクルで安い値段で回収していた電気製品は
          これからは売れなくなるので、廃棄物としてしか回収できない。」
 「今までみたいに、安い値段では回収できなくなるよ。」
 「小さなリサイクル業者は商売ができなくなって、
            もう潰れるかもしれないって大変なんだよ。」
 とのお話でした。
この新聞記事は目を通してはいたのですが、正直、そんなに
大変な事になっている、とは思いもしませんでした。
 改めて読み返してみると・・・

 (2001年4月1日に施行された「電気用品安全法」に基づいて、日本国内で
電気製品を製造・輸入・販売するためには、安全基準を満たしている事を確認する
事が求められています。その検査を行い安全基準を満たしている事を現すのが
PSEマークである)
 施行されたのは2001年でしたが、猶予期間が設けられ、製品によって
5年・7年・10年の猶予期間がありました。
 ほとんどの電気製品は、2006年3月で猶予期間が切れます。
そうなるとPSEマークがない電気製品は販売する事ができません。
 例外がいくつかあるのですが、その例外も商売として行う
には適用されない事が多いです。

 このSPE法が施行されるとどうなるのか?
例えば、不用品・粗大ゴミとして買取・回収した電気製品は、
リサイクルショップなどの店頭では販売できなくなります。
 新品でも、SPEマークがないと販売できません。
例外として、個人と個人の売買取引(自分で使っていたもの)はその
適用範囲外ですが、インターネットのオークションには適用されるようです。
 また輸出はその適用範囲外とされていますが、これも直接輸出する業者
だけに限られます。
 従いまして、リサイクル業者さんが輸出業者さんに電気製品を持ち込んで、
販売する事は、これはできなくなります。回収を問屋などの仲介業者に依存して
いる現状では、ほとんど輸出は不可能になります。
 ロシアや東南アジアへの中古の電気製品の今までのような輸出は、できなく
なる事と思います。

 まあまあ、なんとなんとリサイクル・もったいないの精神に反する
法律である事か・・・
 まだまだ使える電気製品が、スクラップの鉄くずとなってしまう。
もちろん、マークのない旧製品に付随する部品も製造できませんので、
壊れたら修理しようがなくなる。
 2001年以前の電気製品が壊れたら、修理しないで新しい製品に
買い換えろ!と言う事か・・・
 もうすでに2001年から施行されている法律である事。
PSEマークの製品がすでに2001年から製造されている事、
などなどから、この法律の廃案は難しいようです。
 改正・延期などの方策はまだあるようですが・・・
知り合いの市・県・国会議員さんに働きかけたり、何らかの
運動をしたいとは思っております。
 ありがとうございました。

   「追伸」

 私のつたないにわか知識内での「電気用品安全法」「SPEマーク」に
ついての解釈ですので、間違いがあるかもしれません。
 その場合はどうぞご指摘いただき、ご容赦下さいませ。
皆さんのご意見などもいただけましたら幸いです。
 また、何とかリサイクル業者さんが生き延びられる
方策がありましたら、ぜひ助言・アイデアをいただけ
ましたら、ありがたい限りです。
 それを知り合いの業者さんに教えます。

 私が考えた裏道・抜け道としては、

 1、無償で譲渡する場合は適用外ですので、マークのない製品を
   無償としてSPE製品と抱き合わせ販売する。
 2、レンタルの場合も適用外なので、レンタル契約をして契約期間を
   短くしてレンタル期間経過後は、無償で譲る。

 などですが、おお手を振って古い製品でも大切に使い、販売・使用ができる
ようにしたいですね。

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   〔執筆者〕
          有限会社 ワン・ツウ・ワン
                 代表取締役 柏崎 房男

    〒270-1168 千葉県我孫子市根戸903-13
            TEL 04-7181-3751  FAX 04-7181-3752
   IPTEL 050-3403-1459
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