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October 23, 2006

再度の介護体験

    「運築(うんちく)川柳・狂歌」


       ”有難み 忘れた頃に お灸され”


 こんにちは。”便利屋”ワン・ツウ・ワンの
和尚こと柏崎です。
 「便利屋奮闘記」しばらくお休みしておりました。
それは久しぶりに我が家の大切な家族の介護を
する事になったからです。
 10年前に、長い間の介護をさせてもらった
両親が相次いで亡くなり、もう介護を体験する
事もしばらくはない、と思ったのに・・・

 その介護とは・・・・・


     「再度の介護体験」


 認知症で長い間介護をしていた父が亡くなって
から10月13日で10年になりました。
 父が亡くなってから半年後、心臓と肺の疾患で1級の
身体障害者だった母も後を追うように亡くなった。
 通算すると、20年以上の介護をさせていただいた
事になるだろうか・・・

    『ああ、これでしばらく介護をする事もないだろう』

 と思ったのですが、まさか父の10年目の命日にこんな事に
なるとは・・・


 6月の末に、悪性の皮膚ガンが見つかり緊急の
手術をした我が家の愛犬武蔵。
 今年9歳になる黒ラブラドール犬のオスです。
我が家に来たのは生まれて3ヶ月の頃。その時から、
子供のいない我が家の家族の一員として生活して
きました。
 手術後はしばらくは元気に安定していたのですが、
徐々に体調を崩し、9月30日の深夜急な吐き気。

   (どうもいつもの吐き気とは違うな・・・)

 と思っていると、午前0時を廻った頃に
横になっていた武蔵がケイレンをして身体を
震えさせだした。

  とっさに

     (これは危ない!医者に連れて行かなきゃ!)

 と思い、いつもかかりつけのガンの手術をしてくれた
病院に電話。
 この動物病院は、我孫子市近辺では評判の病院で、
かなり遠くからも通院している人がいる、医師も10人
近くいる大きな動物病院です。

 「動物でも、病気に休みはない!」

  と年中無休・24時間対応してくれる動物病院です。
 でもそこは動物病院。人間の救急病院と違い、お医者さんが
いつでも待機していて診てくれるわけではありません。
 医院に泊まりこんでいるお医者さんが、救急の携帯電話
を持っていて、そこに繋がるようになっています。

   「ルー・ルー・ルー・・・」

 なかなか出ません。何度かかけなおしても応答がありません・・・

     (困った・・どうしょう・・・・)

       (ちっとも救急に対応していないじゃないか!?)

  との怒りもわいてくる。
 そばでは、小刻みに震えている武蔵がおります。
何も言わず、苦しそうな顔も見せず、ただじっと宙を
見つめています。
 慌ててパソコンで動物病院を検索。
しかし、救急で深夜も対応してくれる
病院の登録はない。
 次に手元にあったタウンページを調べる。
なかなか救急対応の動物病院はありません。
ようやく一つの救急対応の動物病院を見つける。
 そこは我が家から車で1時間近くかかる場所。
遠いけれど今はそんな事は言ってられない。

 急いで電話をかけると、そこの病院は留守電に
なっていて、救急の状況を説明して電話番号を
録音すると折り返しこちらに電話がかかってくる
システムになっている。

   (なんで・・・・)

 と思いながらも、電話番号を登録して連絡を
待つ事に・・・


 それから待つ事4分・5分と時間が過ぎていく。
まあ、その時間の何と長く感じた事か・・・
 最初にかかりつけの病院に電話をして6、7分を
過ぎた頃だろうか。我が家の電話が鳴る・・・
 急いで電話機を取り上げると、それは最初に電話した
かかりつけの病院からの電話でした。
 救急の携帯への着信履歴から電話をくれたようでした。
武蔵の容態を説明して、すぐに病院まで行く事に。
 足がふらふらして、今にも倒れそうな武蔵なのですが、
自分の足でよたよたと歩いて車に乗る。
 これが動物の本能なのだろうか、その生命力の
強さにびっくりする。

 病院に行くと、獣医さんと助手さんの二人で
待っていてくれました。
 緊急の処置をして、ようやく震えもおさまり
少し落ち着く。
 時間を見るともう午前2時を廻っていた。
血液の採取をして、次の日に改めて詳しい
検査をする事に。
 自宅に帰り、その夜は一睡もせずに一緒に
見守っていてあげる。
 武蔵も眠れないようで、目を開けてただ遠くを
見るようにじっとしている。


 次の日の詳しい検査の結果は

 「タンパク漏出性腸炎」「すい炎」それに「白血病」の
疑いもある、との診断。
 この「タンパク漏出性腸炎」、非常に希な病気で、まだ治療法
がない、との事。

 「まだ治療法がない病気ですが、できるだけの事はしてみます。」

との担当の獣医さんの言葉に、ただ

   『何とか良くなりなますように、お願いします』

 と頭を下げるしかない。

それから今日まで毎日の治療が続く。
 「タンパク漏出性腸炎」とは、腸からタンパク質を吸収できない
病気で、次第に腹水が溜まって来る。
 また面白い特徴があって、同じ餌は続けて食べない。すぐに
飽きてしまいます。
 腹水が溜まってお腹だけがふくらんでいますが、体重が
35キロから27キロに激減。頬もこけて、げっそりとした
武蔵がそばにいます。
 だんだん体力も低下してきています。様々な食べてくれる
食材・料理法を探し、まだ「再度の介護体験」は続きそうです。
 健康を回復して、元気になってほしい・・・


    「追伸」


 今までの人生。10年前後で大きな節目が来ていた。
何度かの生死をさまよう経験もさせていただいた。
今回の愛犬の介護も、そんな10年目の節目かもしれない。
 両親の介護を終えて10年。何事も無い事への感謝を忘れて、
きっとだらしない生活を送っている私への警告かもしれない。

 動物病院と言えども、設備と検査は人間と一緒。
血液検査をもちろん、心電図・エコー・尿検査・
CT・レントゲン・・・
 かかる費用も半端じゃない。人間と違い、介護保険も
医療費補助もない。
 一万円札がどんどん飛んでいく。

 「たかがペット。なにもそこまで・・・」とお思い
の方もいらっしゃるかもしれません。
 愛犬家の間では、全て飼い主は「お父さん・お母さん」
なんです。
 ほんとにバカみたいなのですが、そんなバカに
なれる事があってもいいのかな・・・なんて思っています。

 10年目の節目。全てを見直す時なのかもしれない。
有料で加入している様々な会。仕事の参孝にもなるからと、
加入しているネットワークビジネスの会。これからの仕事
への姿勢・取り組み。
 今までと同じではやって行けない。
新しい10年目の出発を模索中です。

 ありがとうございました。


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   〔執筆者〕
          有限会社 ワン・ツウ・ワン
                 代表取締役 柏崎 房男

    〒270-1168 千葉県我孫子市根戸903-13
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