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November 30, 2006

幸せな人と出会った仕事

    「運築(うんちく)川柳・狂歌」


       ”事故に合い 幸せです と言える人”


 どんな時にでも、前向きに明るく生きる、その事は
大切な事だとわかっていても、実際不幸に直面すると、
なかなかそうは思えないのが人間です。
 でも、そんな人に出会い、とても温かな幸せな思いを
させていただく事もあります。
 今日はそんなお話です。


    「幸せな人と出会った仕事」


 ある日の午後。事務所の電話が鳴りました。
仕事の依頼だといいな、と思いながら電話に
出てみると・・・

    「あの~。お宅様は便利屋さんですか?」
 とのお言葉。
このような方は、初めて電話をいただくお客様が
多く、より丁寧に対応させていただく。
  続けて
    「実は近所のKさんからお話を伺ったのですが、
        どのような事でもお手伝いしていただけるのですか?」
 とのお問い合わせ。
Kさんとはある会で、もう古くからのお付き合い。私の仕事の事も
よくご存知の方です。

  『ああ、Kさんのご紹介ですか。はい。大丈夫です。できる事は
      お手伝いさせていただきます。それでどのようなお手伝いですか?』
 とお聞きすると・・
   「実は、先日家が火事になりまして、その後片付けの
               お手伝いをしていただきたいのです。」
 との事でした。
  (え~。火事!それは大変だ・・・)
    『わかりました。いつでも伺わせていただきます。』
 とお答えして、次の日に伺わせていただく事に。


  翌日お客様のお宅を訪問させていただくと・・
 お客様は、80歳前後の上品なご婦人で、一人暮らしでした。
一人息子さんは遠いところで生活しております。
 夜中の12時頃、お風呂場から出火。たちまちのうちに燃え広がったのですが、
半焼ですみました。
 焼け残った家財道具の整理のお手伝いをさせていただいたのですが、
そのお手伝いをしながらのお話です。

 「私ってとても幸せだわ。ご近所の皆さんがとても親切にしてくれるのよ」
   「だれかお手伝いしてくれる人がいないかな?
        って思っていたら、貴方みたいにいい人を紹介されるし、
                 市役所でも泊まる所を世話してくれたのよ」
 「怪我もしないで助かったし、隣に延焼もしなかったし、
                 本当に幸せ、ありがたい。」
 このお客様。火事になった時には二階で寝ていたのですが、
階段付近は煙と火で逃げられず、二階のベランダから飛び降りたそうです。

(80歳近い人が、よく怪我もしないで・・・)

 火事になると、炎と煙は階段を伝い、天井を伝って二階に上がってくるようです。
一階は風呂場以外はそんなに焼けていませんでした。
 もっとも、ほとんどの家財道具は焼け残っても
ススと水でだめになっていましたが・・・
 残った家財道具を整理していても、どうしても残したいのは
家族の写真・アルバム。そして海外にいる息子さんの物。
 どういう訳か、家族の写真は多く残っておりました。
また、息子さんの書物・レコードなども。
 ご自分の物はほとんど残りませんし、処分
します。

 う~ん。なんと言おうか、戦争をくぐりぬけて、
大変な時代を生き抜いてきた女性の強さを、
まのあたりにしました。
 それにしても、自分の家が火事になって
「私は幸せ」って俺は言えるだろうか・・・
 素晴らしい人との出会いに感謝です。
ありがとうございます。

    「追伸」

 お客様は、ある会社で営業として長らく
勤務し、成績優秀で多くの表彰を受けております。
 廃棄した物の中に、そんな表彰状がいっぱい。
さすがにどこか違う。
 また、ある宗教の熱心な信者さんでもありました。
焼け残ったお札などを大切に扱わせていただきました。
 どんな時にでも感謝の心を忘れない、そんな心は
きっと一本筋の通った、そんな宗教心から来ているの
かもしれません。

 家族であれ、宗教であれ、仕事であれ、奉仕活動であれ、何か
筋の通った心の支えがあると人間は強くなれるのでしょうか・・・
 焼け跡に残った沢山のオモチャ。息子さんが子供の頃の
物です。ちょっと焦げ臭い臭いもしますが、まだまだ
使えます。
   「もし良かったら、どこかに寄付して下さい」
 とのお客様の言葉で、友人のMちゃんのしょうがい者
施設に寄付させていただきました。
 捨てずに大切に取ってあって、焼け残ったラッキー(幸せな)
オモチャ。きっと有効に使ってもらえる事と思います。

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   〔執筆者〕
          有限会社 ワン・ツウ・ワン
                 代表取締役 柏崎 房男

    〒270-1168 千葉県我孫子市根戸903-13
            TEL 04-7181-3751  FAX 04-7181-3752
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November 28, 2006

スロットな人々

    「運築(うんちく)川柳・狂歌」

       ”人生も 廻りまわって ボーナスチャンス”

 この”便利屋”の仕事をしておりますと、様々な
人との出会いがあります。
 ほんとうにいろいろな人がいるな、そう思います。
今回はそんな人たちのお話です。


    「スロットな人々」


 夜の11時過ぎ。いつものようにKさんから電話が
入る。
 この時間の電話での仕事の依頼はKさん以外には
いない。
 Kさんは30歳代のパチプロ。パチンコ・スロット打ちで
生計を立てている方です。
 なぜ夜の11時過ぎに電話があるのかと言うと、
パチンコ屋さんの閉店は11時。その閉店少し前に
その日の台の出玉をチェックするのである。
 チェックして、明日出そうな台の目星を付ける
のです。それでいつも電話は夜の11時過ぎに・・・

 Kさんからの仕事の依頼は、Kさんの代わりにパチスロの
台を確保して代りに打つ事。いわゆる業界用語で”代打ち”
というやつである。
 一人で何台もの台を確保する事は、硬く禁じられているので、
「この台は出そうだ!」とKさんが判断した台が複数ある場合、
それを代りに打つ仕事である。
 我社への手数料を払ってでも、それ以上に出れば儲かるのです。
損得は、その時によって様々です。いつも勝つ時ばかりでは
ありません。
 そのような仕事をさせていただいておりますと、パチンコ屋さんに
集まる様々な方たちと顔見知りになります。

  (お、会長は今日も早いな、一番前に並んでいる)

 会長とは、70歳代のとても落ち着いた雰囲気の男性です。
いつも開店30分前頃に入り口の前に並びます。
 ほんとうに会長をしているかどうかはわかりません。私が
その雰囲気から名付けました。
 同じ70歳代と思われる奥様と一緒に来る事も
多くあります。
 パチンコ屋の店員さんに、差し入れなどを持ってくる
事もある人です。

  (あ、社長も今日は来ているな)

 この社長さん、いつも乗っている車はベンツ。お財布には
30万ほどの現金がいつも入っているそうです。
 話によると、コンピュータ関係の会社を経営しており、
仕事は部下に任せて、本人は自由に遊んでいる、との
事ですが真意の程はわかりません。
 一日で10万円ほどのお金はいつも使うそうです。

  (大将はいつも元気だな)

 大将はこの店の古くからのお客様。店員さんもこの人
の前では小さくなっている。
 声も大きく千葉弁で話す。お客様同士、知った顔も
多くいるようで、誰彼かまわず話しかけている。
 情報交換も欠かさない。

  (姉御は、今日も来ているかな?)

 姉御とは、60歳代と思われるいかにも貫禄がある
頼りになるお姉さんタイプの女性。
 いつもタバコをふかして、常連さんと昨日の情報交換や
他店の話をしている。

  (職人さんは、今日は仕事がないのかな?)

 いつも仕事の道具を車に積んで、その車でお店に
来ている。
 特に雨の降る日には仕事がないようで、顔を
見せる事が多い。
 職人さんの仕事も、請負仕事で大変なようだ。
仕事のない日も多いようです。

  (窓際とうさんは今日も同じ台を打つのかな?)

 窓際とうさんとは、50歳代のとても人のよさそう
な男性。
 会社をリストラされたのかどうか、窓際族に
なってしまったのかどうか、毎日お店に来て
いつも決まった台で打つ。
 ほんとにゆっくりゆっくりと時間をかけて
まるで時間つぶしのように打ちます。

 その他、ペアで来ていつも二人で打っている
若いカップル。
 20歳代前後の若者は、(どうしてこんなに昼間から
いるのだろう?)と思うくらい大勢いる。
 だいたい若い人はスロット、年配者はパチンコを
しているようです。

 朝の開店前は、顔なじみの人たちは楽しそうに
昨日の成果や他店の情報を交換し合っている。
 「さあ、今日はがんばって勝つぞ!」という
ような意気込みである。
 住んでいる所も、本当の職業も、年齢もわからない
人たち。でもなぜかみんな親しみを感じている。
 きっと損をする事の方が多いのだろうけど、
あのフィーバーした時の興奮と嬉しさが忘れられ
ないのかもしれない。
 「パチンコ依存症」と言う病もあるそうです。
みんな一人一人は寂しい人たちなのかもしれない。
 同じ人間として生まれて、人それぞれの人生がある。
なんでこうも違ってしまうのだろう・・・

 人生とは人間とは、摩訶不思議なものだ。


 「追伸」

 パチプロとただのパチンコ好き(素人)との違いは
どこにあるのか?・・・
 それは、打つことを止める決断のような気がする。
パチプロはいくら出ていても、台によって潮時を
見極めてそこで止める。
 また出ない台にあたれば、いつまでも損を取り戻そうと
しないで、ある程度で打つのを止める。
 その見極めができずに、だらだらとつぎ込んでしまうのが
素人のようです。

 全ての物事に言える事かもしれませんが、流れを
見極めて攻め際・引き際をきっちりとつかむ事が
大切なように思います。
 どんな分野であろうと、共通する事のように
感じております。

 ありがとうございました。

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   〔執筆者〕
          有限会社 ワン・ツウ・ワン
                 代表取締役 柏崎 房男

    〒270-1168 千葉県我孫子市根戸903-13
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November 17, 2006

蜂の巣の退治

    「運築(うんちく)川柳・狂歌」


        ”失敗を 重ね重ねて ノウハウに”


 仕事をしていて、失敗する事もあります。特に
初めて取り組む仕事では、失敗の危険が
なおさら付きまといます。
 でも、失敗も何度か重ねるとそれがノウハウとして、
次の仕事に生かされます。
 今回はそんな失敗を経験とした仕事の
お話です。


     「蜂の巣の退治」


 先日、庭の草刈の仕事中にハチに刺されて大変な目に
あったお話をさせていただきました。
 それからしばらくして、あるお客様からのお電話がありました。

    「あの~。、庭にハチの巣ができてしまったのですが、
                   その退治をしていただけますか?」

 とのお電話でした。
その時一瞬、先日のハチに刺された事が頭をよぎり

        (え~。ハチの巣の退治!・・・・)

 と思ってしまったのです。
それで、何とかうまく断れないかと考えをめぐらし

     『スズメバチだと危ないですから、これは専門業者さんになります』

 と言うと、お客様は

            「スズメバチではなくて、足長バチのようです。
                 巣の大きさも10センチぐらいで小さいのです」

 とおっしゃる。
それではと

      『足長バチは普通の殺虫剤でも殺せます。日中は動きが活発
               ですので、日が落ちる頃に処理するといいですよ。』

 とアドバイスしました。
この時点でもハチに刺された事が頭に残り、
完全に腰が引けて、お断りするつもりでおりました。
 ところがお客様

          「できたら処理していただけませんか?」

 と・・・・

  ここで私の”便利屋魂”が頭を持ち上げてきました。

  (お前、なにビビッてるの!お前は困った時に
             仕事をさせていただく便利屋だろう?・・・)

 そこで

      『はい。わかりました。とりあえず伺わせていただきます』

         『もし、拝見して処理できないようでしたら、代金は
                    いただかなくて、そのまま帰ります』

 とお答えして伺わせていただく事になりました。
さあて、それからが大変。ハチに刺された時の状況を
思い出し、その後の処理の事も思い出す。
 二度とあのような痛い大変な思いをしたくないので、
装備をばっちりと整える。
 上下揃いの厚手の防護服を身に付け、顔と腕と上半身を
カバーする網をかぶり、その上にさらに網をかけた帽子をかぶる。
 手首まである厚手の皮手袋を付けて、装備完了!
取り敢えずは、網だけをはずして車で15分程の
お客様の所に伺う。
 お客様宅に着き、お客様にハチの巣のある場所を
お聞きして覗いて見ると・・・・・

  (ええ~、何これ!!!!)

     (巣の大きさが10センチ?20センチはあるよ!・・・・)

       (それにこのハチは足長バチじゃない!スズメバチの一種だよ!)

  20センチほどに大きくなった巣には、まだこれから大きく巣作りをしている
 頭と胴体に黄色の縞模様のスズメバチがうようよ・・・・

  (話が違う!お断りして帰ろうかな・・・)

      申し訳ありませんが、この時ばかりは

          (私が来たからには、もう大丈夫です!)

     と言う、気持ちにはなれませんでした。すみません・・・

 その事をお客様にお伝えすると、お客様は
困った顔で・・・

   「何とかなりませんか?・・・」


  (むむむ・・・しばらく考える・・・ようし、やってみよう。装備も
     きちっとしてきたし、薬も用意してきた。俺は男だ!困った時の便利屋だ!)
 との思いでハチの巣処理に立ち向かいました。

    (薬は先日の事故メールで、心配してくれた友人が送ってくれました。
       こんなにすぐに役立つとは。ほんとにありがたい事です。Yさんありがとう。)


 もしも、と思い、購入したハチ退治専用のジェットスプレー。そのジェットスプレーを
蜂の巣めがけて一気に吹き付ける・・・
 その効果はさすがハチ退治専用のジェットスプレー。ハチの巣に固まっていた
ハチがバッタバッタと下に落ちた。
 何匹かは飛んで逃げたが、もう外は暗くなっていたので、
飛び掛られる事無く、無事に退治できました。
 お客様にはとても感謝され、そして次の仕事のご予約
までいただきました。
 まあでも、スズメバチの巣も20センチほどの大きさ
だから退治できたのです。もしこれ以上の大きさだったら
一人ではとても無理だったと思います。
 このように、様々な出来事・仕事を失敗・経験する
事によって、次の仕事のノウハウとさせていただいて
おります。

   (ああ良かった。無事にすんで・・・)

 と、内心思いながら帰らせていただきました。
ありがとうございました。


     「追伸」


 ある友人の家の家訓だそうです。とても感銘を
受けましたのでご紹介します。


 「学力よりも まずは楽力を......」

 「学ぶ力も大事だが 楽しむ力があれば 知識もついてくる
必ず明日が来るとは限らない 次に何が起きるのかわからない
あれもこれも受け入れて 毎瞬何でも何があっても 
退屈とは無縁の 楽しめる力 楽力(ガクリョク)を肌に沁みこませよう」
 今日も楽しい一日を過ごしたい。
ところで我が家の家訓は何だっただろう?


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   〔執筆者〕
          有限会社 ワン・ツウ・ワン
                 代表取締役 柏崎 房男

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