« November 2008 | Main | January 2009 »

December 22, 2008

おつりが足りない!


 「運築(うんちく)川柳」


    ”金銭は 縁の切れ目か つなぎ目か”


 お客様とのやり取りで、気を使う事が多くあるの
ですが、その最もたるものは金銭関係です。

 ”金の切れ目が縁の切れ目”などと申しますが、
お金が縁を繋ぐ事もあります。

 今日はそんなお金に関するお話です。

     『おつりが足りない!』


 いつもお買い物や食事に同伴させていただく
Nさん。

 先日も隣町のデパートまでお歳暮のお買い物に
行きました。

 時間は午後2時近く。Nさんは、午前中の活動が
苦手です。いつも午後からのお買い物。

   (年寄りは朝が早い!の一般的常識は過りですよ。)

 一人暮らしのため、食事も不規則です。もう2時に
なると言うのに、まだ朝から食事をしていない、と言う。

 糖尿病でもあるNさん。そんな事ではいけないのですが、
一人暮らしゆえ一人分の食事を作るのが面倒になって
しまうようです。

   「体調が悪い!」

       「お腹が空いた!」

 そんな事を言うNさんですが、それは当たり前
でしょう・・・

 そこでまず食事をする事に。

 好き嫌いの多いNさんですが、お寿司なら食べられます。
2時を過ぎてもやっているいつも行きつけの駅前の回転寿司の
お店に入る。

 さすがにお腹が空いてたらしく、10皿ほどを
食べる。いつもより多い。

   「ここのお店はねたがいいからね。」

 と、大変に満足した様子でした。

 料金は5千円にちょっと欠けるぐらいだった
と思います。

 Nさんが料金を支払う間に、私は駐車場の車を
取りにいっておりました。

 それが後々のトラブルの原因に・・・

 車にNさんを乗せて、今日の主目的である
デパートに、お歳暮の買い物に向かいました。

 かれこれ一時間余り店内をぶらぶらし、買い物を
終えていざ支払いの段になった時にNさんが叫ぶ。


    「あれ?お金が足りない!」


 財布の中をしきりに確かめている。


   (ん・・・どうしたのだろう?・・・)


 お話を聞いてみると、先程のお寿司屋さんで一万円札
で支払いをして、おつりが5千いくらかあるはずなのに、
その5千円札がない、と言う。

 5千円札が入っているはずの所に、千円札が
入っている、との事。

   (これはおつりを間違えて渡された・・・)


 そのような次第でした。

 もう食事をしてから1時間は過ぎている。

  「もう時間が経っているし、もしもこちらの
           間違いだったら恥ずかしいから・・・」

    (でもおつりの4千円は大きい。)

 しぶるNさんを説得してお店に行きました。

 幸いに午後4時前で、お店の一番暇な時間帯で
あったようです。お店には、お客様はほとんど
おりませんでした。

 お店の方に

     「お釣り銭を間違えてもらったようですが・・・」

 と申し出ると、嫌な顔もせずに

   「それではレジを調べてみます。
            時間がかかるのでしばらくお待ち下さい。」

 と、レジを精算し始めました。


 私もお店に勤務しておりましたので、レジを途中で調べる
のは大変な事はよく解ります。特にお客様の数が多い
飲食店は大変です。

 時間がかかりそうなので、Nさんの名前と電話番号を
教えて連絡をもらう事にして、その場を後にして帰宅
しました。

 それから30分ほどして、お店から電話が・・・


    「誠に申し訳ございませんでした。
            当方の間違いで、お釣りを少なくお渡ししました。」


 Nさん、一安心。自分の間違いだったら、今後このお店には
行けなくなる、と思っていましたから。

 それにしても、とても良心的なお店ですね。その場で、

  「いまさら解らない。こちらに間違いはない!」

 とも言えたのに・・・

 とても清々しい気持ちにさせていただきました。

 ありがとうございました。


    『追記』


 婦人服・紳士服店に勤務していた時代、閉店後レジを
締めます。

 いつも売上と現金が間違いなければいいのですが、
そんな時ばかりではありません。

 少ない時も多い時もあります。原因は様々です。

 そんな時にはどうする?・・・

 担当者が自腹を切って弁償する?多いお金は、
みんなで山分け?・・・

 とんでもない!

 そんな事もするお店もあるようですが、私が勤務した
お店はきちっとレジで過不足金として処理しておりました。

 一番気を使うお金です。取扱いには充分注意
したいものですね。

<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<

   〔執筆者〕
          
     株式会社便利屋おしょうネット
                 代表取締役 柏崎 房男

     ”便利屋コンビ” 有限会社ワン・ツウ・ワン
                    取締役 柏崎 房男

    〒270-1168 千葉県我孫子市根戸903-13
            TEL 04-7181-3751  FAX 04-7181-3752
   IPTEL 050-3403-1459
            メール info@benriya1-2-1.com

    ウエルカムオフィス ビジネスサロン ヘイズ銀座 
         東京都中央区銀座3丁目4番6号 正隆銀座ビル4階
         Tel 03-3561-2250  Fax 03-3567-5007
          http://www.heiz.jp


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

この感動をあなたと共に
    ”便利屋おしょうネット 便利屋コンビ”全国展開構築中
                   参加者・協力者・仲間募集中です!!

ホームページ  http://www.benriya1-2-1.com  
  
プログ
 《天職・感動 便利屋奮闘記》 http://one-two-one.cocolog-nifty.com/
       
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 13, 2008

命まで獲られりゃしない!


  「運築(うんちく)川柳」


     ”覚悟きめ 臨む仕事に 今日がある”


 便利屋の仕事は、どんな仕事の依頼があるか
解りません。

 自分で経験の無い仕事、行ってみないと解らない
仕事など、そんな事はいつもの事です。

 そのような仕事を全て断っていたのでは、
便利屋としての仕事は成り立ちません。

 仕事に対する”覚悟”が必要になります。

 そのような覚悟は、前職の紳士服店の店長
時代にも多く経験させていただきました。

 今回はそんな仕事に対する”覚悟”の
お話です。

     『命まで獲られりゃしない!』


 紳士服の店長をしていたある時、お店に電話が
入りました。

   「お前の所は、こんな仕事をするのか!」

 ものすごい剣幕で怒鳴ります。

     「責任者を出せ!」

 このような場合、最終責任者である社長ではなく、
私が対応します。

 何度かそのような経験はありますので、一通り怒鳴り終える
のを待って、とりあえず詳しいお話をお聞きします。

 その訳は・・・

 3時間ほど前に、スラックスを買いに来たGさん。
その筋のお客様です。

 スラックスの裾直しをすぐにして、お持ち帰りに
なりました。

 そして帰って穿いてみると、スラックスの前に
アイロンの痕が・・・


 化繊系の生地は、あて布をしてアイロンをかけても、
その温度やかける強さによって、アイロンの痕が
付いてしまう事がまれにあります。

 品物を見てみないと何とも言えませんが

   『そんな事はありません!』

 と否定はできません。


   「ばかやろう!
        すぐに事務所まで来い!」


 全くの言いがかりでしたら、相手の事務所に出向く
事はありません。でも今回は、当方に非があるかも
しれない。

 お客様のご住所をお聞きして、伺う事に
なりました。

 この場合、当方に非がある事を想定して、その
対応の用意をして行きます。

 お客様がお買いになった品物と同じ商品があれば
いいのですが、特徴ある商品を扱っている店ゆえ、
ほとんどが同じ品物はありません。

 それはどんな用意なのか?・・・

 都心からちょっと離れた郊外の、駅に近い
場所。

 あるビルの一室。ビルの看板には
「○○商事」の名前がある。

 ビルの前に立ち、さすがに緊張する。足は震えて
いないが、身体と顔が強張っている。

 ここまで来て、帰る訳にはいかない。

   (命までは獲られりゃしないだろう!)

 (えい、や!・・)

 と勇気を振り絞り、覚悟を決め事務所の呼び鈴を押し、
事務所の中に入ると・・・


 事務所の中には、数人の若い衆がおりました。
もう話は伝わっているらしく、応接セットの
椅子に座るように言われて椅子に腰掛る。

 一人の若い衆が、お客様が買われたスラックスを
持って来ました。

   「お前なあ、こんな仕事をしてどうするの。
                   社長は怒っていたぞ!」

 出されたスラックスを見ると、確かにアイロンの痕が
あります。これは、明らかに当方のミスです。

 もう仕方ありません。ただひたすら平身低頭。
お詫びします。

 そのうち、私の廻りを数人の若い衆が
取り囲みます。

 5~6人はいたでしょうか、口々に社長の
怒りを伝えます。

  「うちの社長は怒ると怖いんだぞ!」

     「お前の店も、これからも店を続けて行くのだろう。」

 等々・・・

 そしてしばらくすると、兄貴分の一人が


   「それで、どうするんだ・・・」


 低いドスの効いた声で言います。


 同じ商品がありませんので、もちろん返金させて
いただきます。でもお金を返せばそれで済む相手
ではありません。

  『この度は誠に申し訳ございませんでした。
        これはほんのお詫びのおしるしです。
                 社長様に宜しくお伝え下さい。』

 そう言って、商品代金の返金をして、その代金の三倍
相当の用意してきた商品をお渡ししました。

 この場合は2万円の商品代金に対して、6万円相当の
ビキューナ(カシミアより高級)のマフラーを渡す。

 それを見て、その兄貴分の方は

    「解った。とりあえず預かって、
             社長に渡しておくから・・・」


 当事者の社長(お客様)は、ついに最後まで
姿を見せませんでした。


 この方達。その道のプロです。決して恐喝になる
ような事や、現金を要求したりはしません。

 今回は、当方にミスがありましたので仕方ない事。
中には、もっと悪質な事も・・・

 それはまた次の機会に。


 その後、そのお客様からはなんの連絡もなく、
一件落着しました。

 その筋の方達へのお詫びの相場は、お買い上げ商品代金の
三倍の商品でお詫び、となぜか昔から決まっているようでした。

 どうしてなんでしょうね~・・・


 さすがに事務所を出ると、ふっと力が抜けてグラっと
きました。

 その後も何度か、このような経験をさせていただき
ましたが、今思うと誰にでもできない貴重な経験を
させていただいた、と思っています。

 ありがとうございました。


    『追記』


 ”便利屋”になるには、なんの資格も免許も要りません。
誰にでも、明日からでも

  「私、便利屋を始めました!」

 と言えばできます。

 でも「便利屋おしょうネット」には加入できません。
加入するにはある種の”覚悟”が必要です。

 「便利屋おしょうネット」では、加入するのに加入金も
ロイヤリティもいただきません。

 ただ「覚悟料」と言う名の、研修費をいただきます。
なぜ「覚悟料」なのか・・・

 それは長くなりますので、「便利屋おしょうネット」に
関心のある方は、個別にお問い合わせ下さい。


 これからの時代、様々な意味で”覚悟”が必要な時代に
なってくるのでは、と感じているのですが、皆様はどのように
思われますか?・・・

<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<

   〔執筆者〕
          
     株式会社便利屋おしょうネット
                 代表取締役 柏崎 房男

     ”便利屋コンビ” 有限会社ワン・ツウ・ワン
                    取締役 柏崎 房男

    〒270-1168 千葉県我孫子市根戸903-13
            TEL 04-7181-3751  FAX 04-7181-3752
   IPTEL 050-3403-1459
            メール info@benriya1-2-1.com

    ウエルカムオフィス ビジネスサロン ヘイズ銀座 
         東京都中央区銀座3丁目4番6号 正隆銀座ビル4階
         Tel 03-3561-2250  Fax 03-3567-5007
          http://www.heiz.jp


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

この感動をあなたと共に
    ”便利屋おしょうネット 便利屋コンビ”全国展開構築中
                   参加者・協力者・仲間募集中です!!

ホームページ  http://www.benriya1-2-1.com  
  
プログ
 《天職・感動 便利屋奮闘記》 http://one-two-one.cocolog-nifty.com/
       
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 05, 2008

・・・ちょっと訳があって・・・

  
   「運築(うんちく)川柳」


    ”訳ありの 仕事の中に 時代読む”


 「便利屋」の仕事は様々。その時々によって
仕事の内容も変化してきます。

 仕事内容から、その時代を読み取る事も
できます。

 今日はそんな今の時代を感じさせる
仕事のお話です。

    『・・・ちょっと訳があって・・・』

 11月も下旬のある日の午後、ちょっと暗い感じの若い男の
人の声で会社に電話が入りました。


   「あの~・・・引越しの手伝いをしていただきたい
             のですが、ちょっと訳がありまして・・・」


    (訳ありの引越し?・・・夜逃げか!・・・)


 「訳ありの引越し」と言えば、まず考えられるのが「夜逃げ」。

 我社では「訳ありの引越し」のお手伝いも場合によってはさせて
いただいております。

 例えば、ストーカーから逃げる。引越し費用があまりない。
などなど・・・

 とにかく、お客様にその訳あり引越しの内容をお聞き
しました。


  「実は、マンションの家賃を滞納しまして、
                マンションを追い出されました。」

   「その時に、強制的に家具を運び出されたのですが、
            その時に運ばれた倉庫から、住まいが
              決まりましたのでそこまで運んでいただきたいのです。」


 夜逃げではありませんでした。

 幾つかの引越し会社にも問い合わせをしたよう
なのですが、断られたようです。

 お客様は、もし支払いが心配なら事前に大体の
料金を振り込む、とも言う。

 きっと引っ越し会社で、そんな事も言われた
のだろう。

 運び出す期限が近づいており、とても困っている
様子。

 電話でのやり取りから、お客様の人柄の良さを
感じ取りました。

 ご住所をお聞きすると、我社から車で約2時間。
ちょっと遠い所で下見に行く訳にはいきません。

 多少のトラブルもある事を覚悟して、お引き受け
する事にしました。


 お約束の当日、提携先の運送業者と指定の
住所に行くと・・・

 お客様はまだ若い30歳前後の一人暮らしの
男性。真面目そうな感じの方でした。

 すでに管理会社の職員の人が、倉庫から
荷物を外へ運び出している。

  (厳しい・・・容赦ない。もし引越し先が
             見つからなかったら、野ざらしだ・・・)

 前日の雨も上がり、無事に何事もなく、全ての
荷物を運ぶ事ができました。良かった。

 作業をしながら、それとなくお客様に事情を
お聞きすると・・・

 ある大手の金融機関のコンピューターシステムの
管理維持の仕事を派遣社員でしていた、と言う。

 ところが、この度のリーマンショックでの
人件費削減で、真っ先にリストラされた。

 他の派遣先もなく、今は失業中。今度はコンピューター
関係ではない、他の仕事をしようと思っている。

 そんなようなお話でした。

 派遣社員だけではなく、今は正社員までリストラの
対象となっていると言う。厳しい時を迎えている。

 私の経験もお話し、きっと仕事が見つかるから、と
元気付けて帰らせていただきました。

 この仕事の前後にも、似たような「訳ありの仕事」
の依頼がいくつか・・・


  「マンションの大家さんからの依頼」

 住人が家賃を滞納して払わない。何度行っても留守の事が多い。
もう限界なので、本人がいなくても家具を運び出して
部屋を空けて欲しい。


  「不動産屋からの依頼」

 管理しているマンションの住人
が夜逃げしていなくなってしまった。

 テレビ・冷蔵庫・洗濯機なども全て残している。
それを全て処分して、掃除もして欲しい。


  「親御さんからの依頼」

 子供が失業して親と一緒に住む
事になった。

 今までの住まいの家具・生活用具全てを
処分して、掃除もして欲しい。


 ほんとに厳しい時代になっているのですね。
我社でも大口の仕事や、毎年仕事をさせていただいて
いたお客様からのキャンセルなどがあります。

 しっかりと状況を見て気合を入れ、がんばらないと・・・

 ありがとうございました。


    「追記」


 仕事をしたくとも仕事がない、ってとても
辛い事ですね。

 そんな時に、やりたくない仕事でも、目先の
お金になる仕事をしてしまいがちです。

 私にも苦い経験があります・・・

 「そんな仕事はやるな!」なんて立派な
事はいいません。

 それも経験。どんな仕事でもがんばって
やってください。

 どんな仕事も精一杯にやっていれば、
きっと路は拓ける。


<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<

   〔執筆者〕
          
     株式会社便利屋おしょうネット
                 代表取締役 柏崎 房男

     ”便利屋コンビ” 有限会社ワン・ツウ・ワン
                    取締役 柏崎 房男

    〒270-1168 千葉県我孫子市根戸903-13
            TEL 04-7181-3751  FAX 04-7181-3752
   IPTEL 050-3403-1459
            メール info@benriya1-2-1.com

    ウエルカムオフィス ビジネスサロン ヘイズ銀座 
         東京都中央区銀座3丁目4番6号 正隆銀座ビル4階
         Tel 03-3561-2250  Fax 03-3567-5007
          http://www.heiz.jp


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

この感動をあなたと共に
    ”便利屋おしょうネット 便利屋コンビ”全国展開構築中
                   参加者・協力者・仲間募集中です!!

ホームページ  http://www.benriya1-2-1.com  
  
プログ
 《天職・感動 便利屋奮闘記》 http://one-two-one.cocolog-nifty.com/
       
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« November 2008 | Main | January 2009 »